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クラブ活動①
(獅子舞:手ノ子八幡神社獅子連中)
 5月24日(水)は今年度第1回目のクラブ活動を行いました。今年度のクラブ活動は獅子舞の伝承活動です。手ノ子八幡神社獅子連中の皆さんにご指導をお願いしているところですが、今回は10名の方が来てくださいました。また、特別なご配慮をいただき、長井市の「獅子宿」から獅子頭を2頭お借りすることができました。はじめに、獅子頭を扱う際の礼儀を教えていただき、獅子連中の皆さんに舞を披露していただきました。太鼓と笛の音が鳴り響くと同時に獅子が舞い始めると、子どもたちは興味深そうに見入っていました。
 披露していただいたのは、「御神酒とり」「丁切り」「お入り」の3つの場面の舞です。
 「お神酒とり」は地区の人たちが準備しているお神酒をいただくときの舞。「見返し」という動作を3回行い、「おみーき!」の掛け声で口を大きく開けてお神酒をとります。さらに「ごしんじん!」の声でお清めをしていきます。
 「丁切り」は部落の境などをお獅子が通るときの舞。真ん中に警護が立ち、その周りを獅子が舞います。この時も「見返し」を3回行い、警護の周りをゆっくりと回ってから力比べをします。警護が強いと、獅子は警護に導かれて前に進みます。
 「お入り」は神社の階段下の鳥居をくぐる時や、最後に神社の中に入る時の舞。神社に入る前は警護と獅子の力比べが見どころです。警護との力比べのことを「警護がかり」と言います。
 一連の舞を見せていただき、子どもたちから出た言葉は「かっこいい!」の一言。「自分たちもやってみたい!」と答える子がほとんどでした。
 その後、体育館では獅子舞、音楽室では笛・太鼓と2手に分かれて練習に取り組みました。地域の若い人たちがご指導くださるとあって、幾分緊張しながらも練習に臨む子どもたちの様子には活気が感じられました。
 手ノ子八幡神社獅子連中の皆様には、今回も含め計6回のご指導をいただく予定です。お仕事を抱えている中指導に駆けつけていただきましたことに対し、本当に有難く感謝申し上げます。秋までにはしっかり伝受できるよう1回1回の練習を大切にしていきたいと思います。